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みやこのエコツーリズム

京都センチュリーホテル

所在地:京都市下京区東洞院通塩小路下る東塩小路町680番地(京都駅ビル東隣に立地)
創業:1928年3月3日

京都センチュリーホテルは、京都駅ビル東隣に立地し、客室214室を有するホテルです。

2004年にはエコツーリズムWGとKES認証事業部が協働で取り組んでいる「環境に優しい旅館・ホテル施行事業」に参加しKESステップ2を取得しました。

◆環境への取組

 環境への取組は、京都センチュリーホテルとして開業した1981年よりレストランや宴会で出る生ごみを約5分の1に減らす機器を導入するなど積極的に取り組んでいます。1996年からは地球環境保全が重要な経営課題であると改めて認識し、資源の有効活用を図っています。

 現在、京都センチュリーホテルでは「環境負荷の低減をはかる」、「環境配慮についての認識の輪を広げる」を重点目標にしています。具体的には、①水道使用量の削減、②電気使用量の削減、③生ごみ排出量の削減、④OA用紙使用量の削減、⑤ホテル周辺の美化活動を目標としています。

 取組としては、電気使用量削減のためにコージェネレーションシステムを導入し、契約電力を下げることを達成しました。また省エネ電球※(電球型の蛍光灯のこと)が発売された頃から従来の電球から省エネ電球への交換を始めました。当初は寿命より早くきれる、電球の形状に制約があるなど問題点が多かったようですが、メーカーと情報交換を行うなどの結果、性能が改善されてきたということです。

 また、環境配慮についての認識の輪を広げるため、食堂には従業員全員の環境宣言が掲示されています。それぞれがお互いの宣言を見て刺激されることもあるようです。さらに重点目標の5項目以外でも気づいたことがあれば気軽に提言できるようにし、環境管理事務局が積極的に取り入れ教育資料として配付したりしています。

屋上に設置されたコージェネレーションシステム

自作の省エネ電球実験装置

食堂に貼られた従業員全員の環境宣言

◆エコツーリズムへの取組

 地域の食材を無駄なく使い心をこめて調理しています。また独自の観光マップとイベント案内を作成し、効率的・経済的な観光ルートをご紹介しています。

◆お話を伺った方

京都センチュリーホテル 管理部施設課 課長代理 高橋 裕文氏