京都ブライトンホテル

所在地：京都市上京区新町通中立売下ル仕丁町330（御所の西側に立地）
創業：1988年7月11日

　京都ブライトンホテルは、京都の町中に立地し、客室183室を有するホテルです。

　2005年、京都議定書発効の地にあるホテルとしての自覚を持ち、環境への取組のひとつとしてＫＥＳを取得しました。

◆環境への取組

　京都ブライトンホテルでは、①電力使用量の削減　②ＯＡ用紙使用量の削減　③ダンボール廃棄量の削減の３項目を環境管理重点テーマとして取り組んでいます。

　電力使用量削減のため、2005年から、ロビーなどパブリックスペースの空調を中央監視盤でチェックし、細かく温度管理できる設備を導入しました。また、宴会場などへのエスカレーターは宴会場が使われていないときには停止させています。細やかな管理でお客様の快適さを損なわず、省エネルギー対策に取り組んでいます。

　またＯＡ用紙削減のため、できる限りペーパレス化を進めており裏紙の利用も徹底しています。さらに意識を高めるために一週間に一度発注数を発表しています。

　従業員は、「ＫＥＳ・環境マネジメントシステム環境宣言」カードを携帯し、環境改善目標を見直しています。さらに今後は従業員からのアイデアを積極的に採用し、環境への取組を進めていきます。

中央監視盤をチェック

使用していない宴会場へのエスカレーターは停止

◆エコツーリズムへの取組

　京都御苑にも歩いていけるという立地を活かして、初めて京都に来られたお客様にも「京都の自然」が味わえるオリジナル京都御苑マップや案内人付きの散策会を用意しています。また、公共交通を使ってゆっくり寺社仏閣をめぐったり、町家での晩ご飯を堪能できるプランもあります。

京都御苑早朝散策会

◆お話を伺った方

京都ブライトンホテル
KES事務局長
澤田　充氏