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みやこのエコツーリズム

所在地:京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901番地(JR京都駅に直結)
創業:1997年9月11日

 ホテルグランヴィア京都は、JR京都駅ビルに直結し、客室539室を有するホテルです。開業は1997年と京都では新しいホテルで、観光、ビジネスのお客様を中心に年間約178万人の利用があります。

 2004年「人にやさしい、地球にやさしい」をテーマに掲げ環境への取組を始め、2005年にKESステップ2を取得しました。

◆環境への取組

 ホテルグランヴィア京都では、①環境教育 ②化学物質の削減 ③節水・省エネルギー化 ④グリーン購入 ⑤廃棄物の削減 の5分野を目標に掲げ取組を進めています。

 例えば、化学物質削減のため、清掃で使用する洗剤を共通化し希釈率をマニュアルに定めています。洗剤は厨房や客室など様々なところで使用するため、部門ごとにしっかりと指導し、マニュアル実行の徹底に努めています。その結果使用量前年比12〜13%減を達成し、今後は天然素材のものへの切り替えも検討しています。

 廃棄物削減のためには、食器棚にクッションをつける、食器運搬用のワゴンに落下防止のネットを使用するなど、食器類の破損防止に努めています。万が一食器破損してしまった場合は、その状況をしっかりと分析し、予防策を考えています。さらに破損してしまった食器は、修理し、できる限り廃棄しないようにしています。

 また今年からは、社員のアイデアにより客室で提供している固形石けん(4トン/年)、レストラン・宴会場で使用された割箸(5トン/年)、調理くずのパン(9トン/年)を業者に依頼し、粉石けんやはがき、飼料へとリサイクルをし始めました。

落下防止ネットのついたワゴン

リサイクルのため分別収集された割り箸

◆エコツーリズムの取組

 京野菜をふんだんに使い手づくり感を大切にした料理を提供しています。また「調理スタッフは野菜づくりから知る必要がある」という料理長の考えから、調理スタッフが交代で丹波地方にある農場に行き、野菜を育てています。手間暇かけて育てた新鮮な野菜は、想いをこめてお客様に提供されています。その他、京都でしか体験できない染め物等の体験プランがついた宿泊プランもあります。

畑で野菜を栽培する調理スタッフ

◆お話を伺った方

ホテルグランヴィア京都
総務企画部 経営企画グループ  内藤陽介氏