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みやこのエコツーリズム

京都史跡ガイドボランティア協会

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1998年度、京都市まちづくり塾支援事業「夢・ロマン・京都シティ」に応募、厳しい審査を通過し採択され、京都市から2年間の支援を受けられて,

「幕末京都ボランティアガイド塾」としてスタートしました。

幕末京都の史跡や物語は、何もしなければ、風化してしまいます。これらを堀り起こし、調査・研究し、その成果を市民や観光客の皆さんに語り伝えよう。そうすることで、史跡保存・観光都市京都の再生に少しでもお役に立てればとの思いで活動されました。。

今までに、幕末史跡市民ウォークとセミナーを行い、毎回多くの参加者があり、参加者が、メンバーに入られることも多くありました。メンバーが互いに勉強と研鑽を重ねて、ガイドとしての力量を上げてこられました。またマスコミからも高い評価をうけ、テレビ・ラジオ・新聞を通じ幾度となく報道され、知名度もあっという間に広がりました。

そして、平成12年4月、市の支援事業から独立して「新京都シティ観光ボランティアガイド協会」愛称「おこしやす観光ガイド」

として、新たにスタートしました。また平成14年5月より協会の名称を下記に変更しました。「京都史跡ガイドボランティア協会」

歴史を切り口とした、一味違う心暖まるボランティアガイドを目指し、今までの幕末京都に加え、平安京誕生からの史跡めぐりへと幅広く展開されています。

そして通常、月1回日曜日に行われる「史跡ウォーク」が活動の中心となっています。毎回100名を大きく超える参加者があり、ガイドのメンバーも数十人お世話する、大所帯のイベントとなっています。事前予約はなく、当日の飛び入りで、参加費も500円と安価になっているのも参加者が多い、大きな理由です。

例えば、以下の様な形で行われます。

●●●第61回 史跡ウォーク●●●

京都の南、木津川・宇治川・桂川が合流して淀川になる所、

そこに位置する八幡市は石清水八幡宮が遷座(860年)以来、

その門前町として栄えてきました。今回のウォークは

男山とその麓の「高野街道」周辺の史跡を巡ります。

日時 平成18年3月19日(日)

受付 9:00〜9:20

集合場所 京阪電車八幡市駅下車 

男山ケーブル山上駅前広場 参照:男山ケーブル

巡る主な史跡 

スタート「男山ケーブル山上駅」〜展望台〜石清水八幡宮・総門・楼門

〜本殿・若宮殿〜男山四十八坊石灯篭〜エジソン記念碑

〜ひだまりルート散策(緩やかな1200mの下山道)〜神原交差点・走上り

〜寝物語国分橋の碑・巡検道碑・東高野街道〜善法律寺〜頼風塚

〜本妙寺〜下馬碑・合槌稲荷〜安居橋〜高良神社〜頓宮

〜航海記念塔(国内最大五輪塔)〜一の鳥居(解散)

< 約6km 3時間コース >

参加費 500円(賛助会員無料) 予約不要

主催 京都史跡ガイドボランティア協会

個人・グループのお好みコースについてもご相談を受け付けておられます。ボランティアの精神で、ガイド料金も安価になっており、気軽に申し込みが出来ます。

連絡先 京都史跡ガイドボランティア協会ウェブサイト

(京都史跡ガイドボランティア協会の素晴らしい所)

メンバーは、熟年の方で、お仕事を定年になられた方がほとんどです。そのご経験を幅広く生かして、とにかく熱心に、勉強会も支部ごとに開かれ、コースに関する勉強を深く徹底してされているのには、敬服します。皆さん、京都の歴史が大好きで、楽しんで、生き生きと取り組まれている姿は輝いていています。お金だけで動くのではない、人と人との温かい交流、学びへの感動が人を動かし、幸せを人の心にもたらすという想いを強くこの活動から感じました。これから、団塊の世代が大量に定年を迎える中、彼らの素晴らしい知性をどのように社会の中で、長く発揮していただけるのか、若い世代に伝えていただけるのか、一つの方向性を示していただいているような確信がこの活動から強く感じています。個々人の自主的、自由な気持ちを大切にされ、暖かい雰囲気が溢れている、この活動は、多くの方を巻き込んで、持続的に発展していける要素をしっかり持たれている素晴らしい組織と感じています。

ただ、通常の定例会は、一回の参加者が、100名を超えるため、じっくりゆっくり、共感しながらインタープリターのお話を聞くというのは難しいです。もちろんガイド役となる、お世話の方が、7.8名いらっしゃり、その方が人数を受け持たれて、資料を配布されて専門的に説明されています。でもエコツーリズムでは、マスツーリズムとは違う、少人数で、インタープリターのお人柄まで含めて触れ合い感動すると言うのが重視されるので、この定例会では人数の制限上これは難しくあります。

100名以上の方が関心を持たれて、ほとんど口コミで参加される状態は、潜在的なエコツーリズムのニーズを充分に感じさせます。