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みやこのエコツーリズム

ふろしき研究会

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代表の森田 知都子さんは、ふろしきの素晴らしさに出会われ、1992年から活動をスタートされました。日本のふろしきの素晴らしさを再認識し、日常にもっと使ってもらえるようにと、広く普及活動をされています。2004年度末で会 員 数は380名です。

活動目的として、

①ふろしきを現代の生活に生かす方法を模索する ②日本に古くから伝わるふろしき文化を次代に継承する 

③ふろしきを地球環境保全に活かす 

④ふろしきを通して『包みの文化』、『結びの文化』を見つめ、新たな方向性を生み出す 

の4つを掲げられています。

年々認知度と賛同者が増え、全国を巡られて、包み方、結び方を環境保護のお話も交えて「ふろしき包み結び体験教室」を開かれています。2005年の1年間だけでも、60回近く、子どもさんから熟年まで、さまざまな場面で教室を開かれてました。

どんな形のものでも、一枚のふろしきで手軽に包めてしまう。繰り返し使えてゴミが出ず環境にやさしい。小さく軽く折りたたんで、バックにさっとしまえる。様々な柄を、季節によって、場所によって、その人のセンスで選ぶことが出来る。包む中身を艶やかに粋に表現できる。と、いい事尽くめのふろしきです。

森田さんが書かれた、ふろしきラッピングの本が、いろんな出版社から出ています。最近は国際交流に利用出来るように、英文で書かれたものも出版されています。すごいなあと感嘆します。またふろしきを海外の人に紹介したい方に、英文解説2ツ折りリーフレット(包み方イラスト4種)もあります。環境の視点から「レジ袋いりませんハンドブック」も14000部に及ぶ印刷冊数を誇っています。全部、ふろしき研究会のウェブサイトから申し込めます。

ウェブサイトは本当に充実していて、一度見られたら、ふろしきのすごさに、皆、必ずはまってしまう美しさと力を持っています。これだけのウェブを充実させるのは本当に地道な作業と熱意が必要と感服いたします。

「ふろしき包み結び体験教室」の開催は、団体や修学旅行の皆さん向けに、日時、時間、予算など、柔軟に、親身に相談にのってくださいます。是非ご連絡ください。

ふろしき研究会事務局:

〒603-8157 京都市北区紫野宮東町10-3-203

TEL. 075-432-2722 FAX. 075-432-3832

ふろしき研究会

(ふろしき研究会の素晴らしい所)

森田さんのセンス、情熱の高さに、いつも心から敬意を表しています。長い年月地道に確実に、日本文化伝統、環境、美術など、幅広く深い視野からふろしきを探求され、その可能性を打ち立てられたことは、本当にすごいことと思っています。それを気軽に、多くの方に使ってもらえるように、体験教室を開かれ、小さいお子さんからご年配の方まで、心から楽しんで結べるようにプログラムを組んで積極的に講習会を開かれています。

そして何よりも、美しい。何でも簡単に、早くと使い捨ての簡便な包装が世の中を謳歌する中で、ウェブのページでご覧の通り、日本古来から、周囲の四季折々の自然と調和し、生活の中にその美しさ、畏敬を取り入れてきた日本人の心、美意識が、ふろしきの柄、素材に見事に反映されています。長い年月、人の感性、手間によって積み上げられてきた美しさ、知恵を楽しむ、そんな心のゆとりは、現代を生きる人にとって、とても大切なことであると思っています。その心のゆとりはエコツーリズムの哲学にも通じるものと思っています。