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みやこのエコツーリズム

京都SKY(スカイ)観光ガイド協会

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高齢者の生きがい対策の一環として京都府・(財)京都SKYセンターが主催した「京都シルバー観光ガイド養成講座」で1年余りの研修を積み、平成5年にデビューしたシルバーガイドです。現在124名(平成17年10月現在)のガイド会員が、一般観光客や修学旅行生の案内をはじめ、社寺などに常駐してお客様の案内を行っています。

料金も良心的で、気軽に利用できます。

(この協会の素晴らしい所)

ガイドさんに欠員が出れば、追加募集されるのですが、応募倍率が高く、狭き門となっています。半年間週1回一日の研修を終えて、初めて、ガイドとしてデビューとなります。京都にまつわる歴史文化を、専門家から座学で学び、後半、OJTで、実際観光地を回りながら、先輩ガイドさんから学びます。東西南北、中の5支部に分かれた支部会議が、それぞれ月一回始めにあり、全メンバーの出席率も100パーセントに近いそうです。デビュー後、支部ごとに研修部主催の支部研修もあり、常にスキルアップ、知識の充実を図られているそうです。理事会で、大きな規模のガイドの要請があった場合、人員の配置を任せるリーダーなども決め、常に高い意識と意欲で、しかも、心にゆとりを持って取り組んでおられることに感嘆しました。

社会経験豊富な、円熟した方々による運営は非常に安定し、又、生きがいも提供されていると思いました。

ボランティアと言えども、最低限の運営のためのコストは、観光客から徴収されています。

ガイド料金から、何割かを協会に納め、又、ガイドさん自らが、年会費を払われています。それらの手数料で、事務経費、広報費や、ガイドさんが回りもちで勤務する事務人件費をまかなっています。現在一切、助成金をもらっておられない、独自運営をされています。素晴らしいことと思います。

このようなしっかりした質の高い協会のため、ガイド実績は非常に高く、全員のガイドさんが、出動していると言う期間も多くあるそうです。例えば「冬の旅」などでは、特別拝観の寺社に10人くらい配置して、となると、全員出動になるそうです。それでも、ガイドさんの規模はこのくらいが丁度良いと言われていました。

修学旅行生は、年間150校くらい受けられます。7月1日から来年度分の予約受付されます。常連校が続々とその日に申し込まれます。

修学旅行生は、6名から8名までの小グループで引き受けられ、バスや地下鉄で移動されます。一日乗車券などを負担してもらって、ガイドさんも一緒に回られるそうです。コースについては、事前に子ども達から要望があります。それを担当ガイドさんとやり取りしながら、決めていくこともあるそうです。

その時できるだけ、環境に配慮し、学べるようなポイントでコースを作っていただけたら、私達としたら嬉しいなと思います。

京都への旅、ぬくもりのある円熟された方々とのガイドを通じての出会い、素晴らしい旅になると思います。

〒604-0874  京都市中京区竹屋町通烏丸東入清水町375

京都府立総合社会福祉会館6階

(財団法人 京都SKYセンター内)

電 話 075(221)1516・FAX075(211)9030

営業時間  9時00分〜17時00分(土・日・祝日は休み)

京都SKY観光ガイド協会