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みやこのエコツーリズム

フィールドソサイエティー

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大文字山のふもとにある法然院の森で、野鳥などの観察をしていた久山喜久雄さんが、お寺と協力されて、環境学習活動を1985年から始められました。環境活動の場として、1993年「法然院森のセンター」というロッジ風のとてもおしゃれな建物も開館しました。大文字山をフィールドに広く里山の保全、活用、発信に、久山さんご夫婦を中心に、多くのボランティアと共に、長年取り組まれています。月一回の会員制の「森の子クラブ」は、年間通じての小・中学生向けの自然体験クラブです。知識を詰め込むのではなく、子ども達自らが、ゆっくり、フィールドを回り、テーマに沿って、いろんな発見をします。最後に、班ごとにまとめて発表しあいます。答えなんてなく、みんなわいわい楽しそうに、ボランティアスタッフの大人の優しいアドバイスをもらいながらまとめている姿は、生き生きしています。「森の子クラブ」の他に、誰でも参加できるプログラムもたくさんあります。例えば、「観察の森」づくり、散策会、観察会、森の音楽会、自然の恵みを使った工作や染物などを体験するオープンルームなど、多彩です。団体であれば、予算、日程が合えば、オリジナルなプログラムも相談可能です。

問い合わせ 電話 075-752-4582  ファクス 075-752-4583

(毎週火、第一・第三月曜休館)

(フィールドソサイエティーの素晴らしい所)

20年以上にわたって、地道に楽しみながら積極的に積み上げられてきた、環境教育の功績はすごいと感嘆致します。「法然院森のセンター」の館内に入ると、大文字山の生き物達の心優しい、温まる展示に心を奪われます。大人も子どもも、展示一つ一つに足を止め、展示物を手に取りじっと眺めています。「大文字の送り火の山」という印象しかない山が、こんなに豊かな自然の神秘さで一杯であることに驚かされるのです。20年の歩みが、重みと素晴らしさをもって伝わってきます。目の前の法然院のうっそうとした森とお寺が一体となった境内は、霊気と荘厳さで満ち溢れ、より一層、雰囲気を素晴らしいものとしています。多くの方に、京都の街が育て守ってきた里山の意義、価値を感じていただける素敵な場所と思っています。

〒606-8421

京都市左京区鹿ケ谷法然院町72-2

法然院森のセンター

電話 075-752-4582  ファクス 075-752-4583

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